2014年03月18日

「TPPについて学び考えよう」を開催しました

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今日は神田浩史さんを講師に迎え、
「TPPについて学び考えよう」を
日本特殊陶業市民会館で開催し、18名の参加がありました。

託児付きの企画とあって、若いお母さんの参加もありました。

神田さんは複数のNPOの理事として、
揖斐川流域の地域作りや各地で講演などに取り組んでいます。

普段の報道ではなかなか全容が掴めないTPP。
組合員のみなさんが最も関心の高い「食の安全」
を中心に、私たちの生活にどんな影響を与えるのか、
を分かりやすく話していただきました。

情報がなかなか出てこないのも無理はありません。
政府が徹底した秘密主義を貫き、国会議員にすら情報を公開していないからです。

TPPを簡単に説明すると、「太平洋を越えてモノ、カネ、ヒトの移動を活発にしよう」
というもの。現在12カ国で協議されているのが、その際の国際的なルールです。
このルールで怖いのが「一番基準が甘い」ところで運用されるということ。

例えば食に関して。現在心配されているのは、食糧自給率の低下以外に、
・食品添加物の規制緩和
・遺伝子組み換え表示の撤廃
・食品表示の規制緩和
・関税の引き下げ
・ポストハーベスト(収穫後の農薬散布)の規制緩和

などです。そしてこれが実現すると・・・

海外からの安価な食品が並び・・・
買い物の際に商品を選ぼうにも、判断するための情報が全くない
という事態が考えられます。

アイチョイスが自主的に行ってきた食品添加物の規制、
詳細な原材料表示、遺伝子組み換え表示なども禁止され、
もしも無視して表示を行った場合に、不利益を被ったとして海外から訴えられる
ことになってしまうのです。

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講演を聞き終えた参加者のみなさんに、
質問や疑問、感想などを記入いただき、

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神田さんにひとつひとつ回答していただきました。
「自分たちのことを自分たちで決められないTPPになぜ参加するのか理解できない」
という意見がありましたが、参加者の多くも同じ疑問を抱いたのではないでしょうか。


最後に神田さんの見解として、
TPPは途上国と先進国間の南北問題、国内においても都市と農村の
南北問題をより深刻化させ、格差を広げるおそれがある。
今私たちがすべきは、

河川の流域を単位とした地域のつながりを強め、
食・エネルギー・水・カネ・支え合いを地域で循環し、生業として広げること


とおっしゃいました。

取り返しのつかない未来を招く前に、私たちに今できることは何かを考え、
全力で取り組んでいくしかありません。

posted by あいち生協 at 18:56| Comment(2) | 企画報告
この記事へのコメント
早速のブログありがとうございます。

どんなことにも難癖つけて裁判に訴え、自分の利益を得ようとする「アメリカ式」が幅を広げるようなことは、絶対に避けたいです!


一行目「神田浩史さんを講師み迎え」になってます。「に」ですね。
Posted by 濱中律子 at 2014年03月20日 13:15
濱中様

コメントありがとうございます。
その通りですね。
日本の良さ、日本らしさが失われてしまうのは
非常に怖いですね。

一行目は修正しておきました。
教えてくださり、ありがとうございました。
Posted by 組織運営課 at 2014年03月20日 17:44
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